ひらのしじんやあと

【平野氏陣屋跡】

2代⽬⻑勝が着⼯した⾏政中枢施設

平野⽒陣屋跡は、東⻄約150m、南北約350mの範囲に及びます。
陣屋は、賤ヶ岳の七本槍の1⼈である平野⻑泰が拝領した⽥原本村の地に、その2代⽬⻑勝が1635(寛永12)年に着⼯し、現在の町役場付近に陣屋(役所)の築造を開始します。
そして当時、寺内町を経営していた教⾏寺との⽀配権を巡る争いの末、⻑勝は教⾏寺を退去させ、その跡地に円城寺(現在の浄照寺)と本誓寺が置かれました。 
教⾏寺により形成された寺内町は、陣屋を中⼼とした陣屋町として引き継がれ、寺川の⽔運と中街道(古代の幹線道路)沿いという好⽴地から、物流拠点として商業が⼤いに栄え、⼤きな問屋が軒を連ねて「⼤和の⼤坂」とも⾔われました。
しかし現在、平野⽒陣屋跡は周辺の市街化が進み、⽔路と路地がその地割りを伝えるのみです。
詳細情報
名称 平野氏陣屋跡
エリア 中央
TEL 0744-32-4404
(⽥原本町教育委員会事務局 ⽂化財保存課)
拝観時間 ⾒学⾃由
駐車場 なし
【住所】奈良県磯城郡⽥原本町
【電⾞】近鉄⽥原本駅/西田原本駅から約600m
【⾞】⻄名阪⾃動⾞道郡⼭ICから国道24号経由、約7km、約15分
【徒歩】近鉄⽥原本駅/西田原本駅から約8分
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